ここは退屈、と思うなら


山内マリコ作「ここは退屈迎えに来て」

映画化したということで、

原作を読んでから映画を見てきました。

 

山内さんは富山出身。

映画のロケ地は富山。

私は、中高時代は金沢で過ごしたけど

まあだいたい似たような環境で。

 

あのとき思い描いていた都会は

夢が何でも叶う魔法の場所。

憧れて都会へ出てみたものの

なんだかんだあって戻ってきた「私」は

私そのもの。

 

何者かになりたい、という「私」も

私そのもの。

 

映画の、カメラの視点。

はしゃぐ同級生を見る、その視点は

かつての私が見ていたそのもの。

 

なかなかにえぐられる作品でした。

 

結局、どこにいたって何をしたって

自分は自分にしかなれない。

その自分ってものを知るために

やりたいことをやってみたり

いろんな経験をしてるのかも、と

感じました。

 

いつも、ここではないどこか、を

追い求めていたけれど

「自分の居場所は自分で作る」

これに尽きます。

 

ここからは映画の感想を。

原作は「椎名くん」を軸にした短編集。

これをどうやって映画にするのかと思ったら

そうまとめたか!という構成に。

フジファブリックの歌も、最高です。

 

地方都市で「それなりの生活」をしていて

何となく退屈だな、と感じている大人に

見てほしい映画です。

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